相続人調査・戸籍謄本の取得代行
相続を行う上でまず必要となる資料が、「相続人の戸籍謄本」です。相続人を過不足なくリストアップし、全ての相続人について、戸籍謄本を取り寄せる必要があります。
ここでは、具体的な手続きについて解説いたします。
相続人調査とは
相続財産の名義変更等の各種手続を行う際、まずは「相続人は誰なのか」を証明できるものを提出します。
相続人の調査の方法を簡単に解説すると、被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍を全て集めて、そこから誰が法定相続人なのかを調べていくということになります。具体的にどうやって調査していくかというと、被相続人の死亡の記載のある戸籍を取り寄せて、そこから順に遡っていくというやり方で調べていきます。
もちろん誰が相続人かはたいていの場合把握できているかとは思います。しかし、代襲相続や数次相続などのイレギュラーな相続にあたる場合、親族も全く知らない人が相続人になることもありえます。もしもこの「相続人の確定」を間違ってしまうと、せっかく終わった遺産分割協議もやり直すことになってしまいます。
二度手間となることを避けるためにも、相続人の確定は確実に行わなければなりません。 相続手続は、戸籍を収集し、相続人を調査・確定することから始めるのが重要となってくるのです。
戸籍謄本の取得代行について
相続人調査の際、戸籍謄本を取り寄せる手続きが必ず必要となってきます。もし亡くなった方(被相続人)が遺言書を遺していたとしても、一定の戸籍を取得する必要があります。
相続人がご自身で戸籍を取得するのは大変手間がかかります。
多くの方が引っ越しや転勤をするこのご時世ですから、生まれてから亡くなるまでずっと同じ場所に戸籍があることは非常に稀だからです。
現住所と本籍のある役所が遠方という方もおおいでしょう。この場合は郵送で戸籍を請求することになります。取り寄せまでには時間もかかりますし、お勤めなど忙しい方にとっては大変面倒な作業になります。
また、古い戸籍は手書きで書かれたものになるので、解読が必要になります。慣れない戸籍の取寄せ作業に加え、戸籍の解読作業も加わると、ご自身で収集するのが難しく手間のかかる作業となります。
時間と手間の節約にもなりますし、何より間違いをなくすためにも、謄本の取得は司法書士などの専門家に依頼されることをおすすめします。
戸籍謄本の取得代行は司法書士に依頼するのがおすすめ!
上記の通り、戸籍謄本の取得は相続手続きをする上でとても重要で、これがないとはじまりません。
もちろん、戸籍謄本は個人が郵送で請求することもできます。しかし相続人が多い場合など、請求する戸籍の数が多いと、慣れない方にとってはとても大変な作業となってしまいます。
司法書士に相続登記のご依頼を頂ければ、司法書士は職権で戸籍を取得することができます。
通常ですと複雑で時間と手間のかかる戸籍の収集作業についても、司法書士が代行させていただきます。 (併せて、平成29年より開始されました「法定相続情報証明制度」を利用し、法務局にて「法定相続情報一覧図」も取得します)
以上の事から、面倒な戸籍の収集、相続人の調査、相続関係説明図の作成をまとめてサポートできる司法書士事務所へのご依頼を強くおすすめいたします。
まずは「いちえ司法書士事務所」まで、お気軽にご相談ください。